You are what you ate.

 

                   肥満の女 (病草紙断簡)

                                                          重要文化財 鎌倉時代 (12世紀)  (縦 25.3cm 横 45.1cm)  

                                                                                        (福岡市美術館 所蔵)

 

   

◆詞書には「京都の七条あたり借上(高利貸)の女がいた。家が裕福で、美食大食を重ね、歩くのも困難なほど太ってしまった。付き添いの女に助けられても、汗を流して歩くほどで、その苦しみはつきない。」とあります。ユーモラスな表現の裏に、鎌倉時代ならではの人間観察の鋭さが隠されています

                                                                (福岡市美術館 fukuoka art museum jp html byooshi より引用)

◆12世紀頃にこのような画が描かれていたことが驚きである。「肥満は病である」と認識された日本最古の資料だと思われる。また、人類最古の芸術品といわれている2万5千年前の小立像「ヴィレンドルフのヴィーナス」(オーストリア)は豊満な肥満体である。「肥満の女」の画もそうですが、なぜ女性が太古より肥満体の象徴になっているのでしょうか。それは「女脳」の生物学的な構造と機能・作用が原因です。

 

                                       ヴィレンドルフのヴィーナス
                                 ウィキペィア(フリー百科事典)より引用

 

           ◇ 肥満・認知症・ガン」のキーワードは「食の歪み」 ◇

◆詞書で述べられているように、肥満は「美食大食を重ね」の結果です。「生老病死の四苦のうち、病の苦しみを取り上げて、」と述べられている通り、肥満は12世紀における奇病の一つであったのです。21世紀の現代社会における「メタボリック・シンドローム」(代謝異常症候群)に象徴される「糖尿病」「脂質異常症(脳梗塞、心筋梗塞)」「高血圧症」に通じるものと考えます。

 

◆代謝異常とは、生命活動そのものが異常であることです。異常をもたらす根幹は、詞書で述べられているように「食の歪み」による「自然治癒力」(免疫力)の低下です。特に、ダイエットにおける代用食品類の使用、および、有害化学物質の体内への摂り込みは、確実に免疫力を弱めています。

 

◆免疫力の低下は、ガンの「細胞形成」「増殖の促進」「発症」の原因となります。さらに、食の歪みは、脳の栄養失調をまねき、アルツハイマー病などの認知症の誘因になっていると考えます。発症するまでに「ガンは10年~30年」「認知症は20年~25年」という長い時間の経過があります。ですから、ガンや認知症は20歳代から40歳代の人たちの今日的な問題です。

 

◆肥満という現象は、「あなたの食べ方は間違っています」「その生き方はダメです」という人体からの危険信号です。肥満だけではく、不治の病である脳機能傷害の認知症やガン発症の大きな誘因になっています。

 

◆12世紀に「病」とされていた「肥満」は、9世紀後の今日においても、まさに「病」の元凶の一つです。その要因の「食」に関わるダイエットの概念を根底から見直すべき時代と確信しています。

 

                                                                    講演「食べ方」は「生き方」 代表取締役 瀬野文宏
                                                               (ホテルニューオオタニ博多)

 

                   

           DIETとは「生き方を改める」ことです◆

             Dietの原語はDieta(ギリシア語)。「生き方」を意味しています。

 

                その内容は~安全・健全な食の実践
                 
その主役は~です
                ~首から下のではありません。~

 

       脳を元気にする食べ方」をしないと、健康な肥満解消はできません。

 

「脳の健康」「体の健康」は、別です

◆12世紀に「病」とされていた「肥満」は、21世紀の今日においても、まさに「病」の元凶の一つで、その主因は先の通り「食の歪み」です。この歪みを正すことがダイエットの基本でなければなりません。「やせたい!」と思っている人は、ダイエットに対する考え方を根底から見直すべきです。
◆考え直すべき理由は、世の中に氾濫している「代用食品類・単品食品使用による方法、炭水化物(糖質)の摂食を禁止する厳しい食事制限による方法など」は、脳の健康を無視し、首から下の体の体重を減らす手段であるからです。

◆それらの方法は、脳が日々に必要としている熱源(ブドウ糖)や多種多様な栄養物質の供給を断っています。この結果、脳が栄養失調の状態に陥り、脳の構造と機能の障害(神経細胞の欠損などによる認知症他)の誘因になっていると考えます。

◆脳と体の物質代謝の仕組みが異なっています。すなわち、体が取り込む栄養素と脳が取り込む栄養素は同一ではありません。血液脳関門によって脳への物質の取り込みは峻別されています。したがって、「脳の健康と体の健康は別」なのです。脳の健康維持を優先すれば、自ずから体の健康維持ができるのです。決して体の健康維持することだけでは、脳の健康を維持することはできません。ココロ(脳)がなくてはカラダは機能しません。脳を栄養失調にするダイエット法は避けるべきです。

                                                              「 脳とダイエットについて」セミナー風景(リビング福岡)

                                     (講師) 瀬 野 文 宏

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